1人でいる時に、人は成長できる。

人が成長する時って、どんなときなんだろう。
考えてみる。
伝わりやすいように、具体的なイメージしやすいたとえを書こう。

足を速くしたい。と思うA君がいるとする。
A君は足を速くするために一人で走る練習をして足を速くした。
この時は、当たり前に1人で成長したとわかる。

では、足を速くするために、友達と一緒に走っているとする。
この時は、どうだろう。
1人でいる時に、人は成長できる。と書いているが、

この時は、1人ではなく2人でいるじゃないかと思うかもしれない
確かに、はたから見たら2人かもしれない。
でも足を速くしたいと思っているA君は練習して集中している時

友達のことを考えているだろうか。
誰かと一緒に走っているなんて考えているのだろうか。
僕は、A君はA君自身、自分の事しか考えていないと思う。

本当に足が速くなりたくて、
成長したいと願い、行動している人は
誰かの事を考えている暇なんてないと思う。

つまり、
集中している時、その時、その世界にはその人しかいないはずだ。
何かに打ち込んでいる時、何かを頑張っている時、

その時、人はみな1人の世界で頑張っていると思う。
そこに友達や親しい人なんて存在しない、
誰かが介入する余地なんてなく、たった一人。
自分だけがいる。

友達はA君の成長を手伝うことはできるかもしれないが
実際に成長する瞬間は、A君は1人だ。

近くに人がいても成長できるが、
あくまでも成長している時は自分1人だ。

自分の成長を手伝ってくれる人と一緒に居て
自分も成長したいと考えていれば、成長できるかもしれないが、

でも、そうではない人と一緒に居ても
自分が成長するときは1人なのだから、一緒にいる意味はないと僕は思う。

ただ楽しむために、コミュニケーションを取るために一緒にいるならいいと思う。
だけど、成長したいと考えている時に、誰かと一緒に居ても。
ほとんどの場合、みんな停滞してしまうんじゃないかと思うから、

1人の時間を増やして、自分自身を考える時間を作ると
いいのかもしれない。
と僕は思ったから、そうしている。

成長するって、疲れることだと思う。
みんな考えなくても、きっとわかっている。
誰しも疲れることを進んでやろうとは思わない。

誰かといるときっと安心できるんだろう。
自分は疲れることを、成長をしていないが、
一緒にいるこの人もしていない。

仲間がいる。
だからきっと大丈夫。
そう信じたい。

現状維持、
停滞、
現実逃避、

今のままでも十分楽しい、
別にいいじゃないか、このままでも
僕はいいと思う。

けど、この先、時間が経ってから
絶対に後悔はしないようにした方がいいと思う
誰でもない、自分が選んだことだからね。

長い時間、生きたけれど、自分は何も成長できてないな。
何かやっておけばよかったかな
そんなことを思っちゃいけない。

自分で選んだことだしね。
後悔なんてするもんじゃない。
今までずっと、このままでいいと思い続けていたじゃないか。

でも、人は気が変わる生き物だから、
最後に一言。
いつからでも人は成長できる。